秋が近づいてきました。
朝晩の気温も下がり、ちょうどよい季節かな~なんて思いますが、皆さんはどうでしょうか。
先日、論述対策のセミナーの中で、ロープレの口頭試問についてのご質問がありました。
これは、ロープレの試験において、挽回できるチャンスの時間ですよね。
今日は、口頭試問について少しお伝えしたいと思います。
キャリアコンサルタント検定試験 口頭試問
口頭試問①「できたこと、できなかったこと」はなんですか?
この質問に対して、できたことは「クライエントに寄り添い、じっくりと○○○○〇というこなど、お話しをお聞きすることができましたので関係構築はできました。」
できなかったことは、「クライエントに質問をする際に少しわかりづらかった点などがあり、質問を繰り返してしまいました。その結果、関係構築に関して深まらなかったと今になって感じます。」
口頭試問②「CLの問題点はなんでしたか」
この質問は、クライエントが最初に話した内容から、お話が進むと本音を話して来談経緯と変わってくる可能性も多いので、一通り話していただいたら要約し、クライエントが「はい、そうです」と言ったら、それが本当のCLの問題ですから、その内容をここでは、簡潔に答えてください。
口頭試問③「CCからみたCLの問題点はなんですか」
「○○という発言から(根拠)、自己理解不足であるということです。」
「△△という発言から、仕事理解不足であると頃です。」
「◇◇◇という発言から、中長期プランができていないことです。」
「□□□という発言から、自己効力感の低下がみられます。」
※自己理解、仕事理解は入れたいですね。
口頭試問④「今後どう展開(支援)していくか」
「さらにクライエントに寄り添い、関係構築を深めて、足りなかったこれまでの経験やお仕事を振り返ってもらいながら、自身の興味、価値観などの自己理解・職務の役割などの仕事理解のためにクライエントに気付きを促し、ご一緒にこれからの目標を考えていきます。そしてクライエント自ら意思決定をし、主体的に○○○○ができるように支援をしていきたいと思います」
キャリアコンサルティング協議会では、以上のようなことの質問です。
おちついて、ご自身が15分間した内容を思い出し、正直にお話しください。
試験官は、ずっと見ていますから、どこでつまずいたとか、ここはできていたとかが、すべてお見通しです。
その内容が、ご自身の発言と一致すれば、「あ~この方は、わかっていたんだな~」と理解してもらえます。
できなかったことをできたと無理やり答えず、できなかったことはできないとお答えしましょう。
でも、「こうしたかった」という気持ちも試験官に伝えていきましょう。
試験前は、一人ロープレも必要です。
恥ずかしいことではありません。
まずは、しっかり準備して試験に挑みましょう。
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