キャリアカウンセラーの仕事

自分はどんな仕事に向いているのか、今の職場で自分の実力は評価されていないのではないか…、このような仕事に関わる相談を受け、適性・適職の発見など、課題・悩みの解決へと導きます。
キャリアカウンセラーの仕事は適職の発見に止まりません。仕事に関する悩みは、その人の価値観・人生観と深く関わっています。キャリアカウンセラーは、キャリアカウンセリングを通して、クライエント(相談者)が自分自身と向き合い、自身の価値観・人生観を再発見し、自己理解を深める方向へ導くという役割を担っています。クライエント自身が自らの価値を見出し、「やればできる」という自己効力感を持って仕事に臨むまでの支援を行なうのがキャリアカウンセラーの仕事の本質といえるでしょう。
個人と社会の間に立ち、仕事を中心とした人生をひとが活き活きと過ごせるようお手伝いするのがキャリアカウンセラーなのです。日本でキャリア形成にかかわる仕事に携わっている人は大勢います。
企業内の人事・労務・教育関連部門、人材紹介・派遣会社のコンサルタント、ハローワークのスタッフなどはもちろん、学校、行政機関など幅広い分野で必要とされています。
・人材紹介・派遣会社のコンサルタント
・教育的分野(大学・短大や各種専門学校)
・行政機関の雇用対策事業